国体形競技は、1R、指定形、2Rとメダルマッチは得意形と計3つの形を演武しなければなりません。
荒川選手の得意形は、剛柔流、糸東流ともにたくさん持っていますが、今日は、スーパーリンペイと五十四歩を練習しました。
”覇手のスーパーリンペイは”演武者も多く知られていますが、”首里手の五十四歩”、大会ではあまり見られません。数年前、私がマスターズ大会で五十四歩を演武したところ、広島の糸洲の先生がとんでこられ、”久しぶりに糸洲の五十四歩を観た”と話されたのを覚えています。宗家の野上修一先生も、弟子の松村耕一先生も、五十四歩で八段位の合格され、私も、五十四歩の演武で七段位に一発合格しました。
”覇手の最高峰のスーパーリンペイ”と”里手の最高峰の五十四歩”を、荒川大悟が、かごしま国体で演武すれば、那覇手と首里手の最高峰の形演武、国体初となります。
”青龍”如く、絡みつくような粘りのある”スーパーリンペイ”と、”白虎”の如く、跳びかかるような迫力の”五十歩”で、頂点を目指せ!大悟!!
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